ファゴットの吹きかた

ファゴットの吹きかたとはなんぞや、と日々葛藤するブログです。

ファゴットは簡単な楽器なんですよ。

こんばんは。

レッスンブログらしい内容をすこし。

 

ファゴットという楽器を吹いていると、

「難しい楽器よく吹けますね」「ファゴット吹けるとか尊敬」

なーんてよく言われたりします。

そう言われても僕自身他の楽器の経験といえば、バンドの真似事してた頃のギターやベース、受験と学生時代の必修でたどたどしく弾いていたピアノくらいなもので、根拠があるわけではないのですが

 

ファゴットは 簡 単 な 楽 器 です。

 

そもそも楽器の難しい・簡単の定義とは、という議論はここでは置いておきましょう。

 

組み立てから教える初級者、少し楽器に小慣れてきた中高生、オケ部でガンガン吹いてる大学生、ベテラン週末音楽家の社会人アマチュア。色んなレベルの人が僕の元にレッスンを受けにきますが、どんなレベルでも基本的に「リードと運指とちょっとした息の使い方」でその場で当人の悩みは解決します。これを簡単な楽器と言わずしてなんというのでしょう・・・?

もちろん、それらの定着や安定は本人次第なところがありますし、「当人の悩み」というのは客観的に聞いているとそうでもなく、むしろ深刻なのは他の要素だったりすることは多いですが・・・。

 

具体的な話をしましょう。

今までのほとんどのレッスン時お悩み相談の解決方法で試みた方法といえば

フリックキィの使い方、ハーフホールの扱い、リードのくわえる位置、楽器を構える角度、小指Fis・親指Asの導入、各種替え指、リードの選び方、ブレスの取り方(の初歩)

こんなものでしょうか。このうち1〜2個でほぼ解決しています。

「指が回りません」「初見ができません」なんて相談は、また別のお話かもしれませんが・・・(それについてはまた別の記事で)

 

上でも言ってますが僕は他の楽器を知りません。なので、他と比べてどう、という話ではありませんが、

「きちんと段取りを踏んで手ほどきを受けたらファゴットは簡単に演奏ができる楽器である」

のはどうやら間違いなさそうです。

 

ま、真意としては、楽器が難しいと言われてることを言い訳にアレもコレも出来ないでいるのは本当にもったいないことなので、ぜひ1人で悩んでないで相談してね、ってことです。楽器というものは、うまくできればうまくできるほど楽しいものですから。

今からでも、昔習ってた先生に連絡してみるのはいかがでしょうか?

 

最後の一文が言いたくてこの記事を書きました。

あ、もちろん僕も力になりますので、ご興味のある方はこちらへ。

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