ファゴットの吹きかた

ファゴットの吹きかたとはなんぞや、と日々葛藤するブログです。

ファゴットのおばけがうちにきました。

もとい!

コントラファゴットを購入しました。

タケダバスーンのプロフェッショナルモデルです。

 

一昨年、IDRSで試奏させて頂いたときに「え?ほんとに?こんな安くていいの?」と思ったくらいいい楽器で、今回の試奏ではそれ以上の良さを感じました。

それが多いのか少ないのかわかりづらいですが、3本の楽器から選ぶ事ができたのも大変ラッキーなんだと思います。

 

音楽に一切見識のない父親に楽器を買う話をしたとき

「何に使うの?」

と、あまりにも予想外のリアクション。

えーと、主に吹奏楽やオーケストラで使うと思うよ、デカいから大変だけどソフトケースでなんとかするよ

と答えました。ファゴット吹きの父親してると「特殊管」という話にはそりゃ疎いですよね・・・。

 

フェイスブック(https://www.facebook.com/kazuya.tonomura)やツイッター(https://twitter.com/toraki0429)に報告の投稿をしたところ大変な反響がありましたね。

確かに同年代でコレを持ってる人はけっこう少ない気がします。

ソフトケースでの運用とは言え、これを持ってしょっちゅう出歩くのは若いうちに慣れておきたいということと、もうすぐ年齢の十の位が変わるということで何かひとつ、思い切りたいなと思っての購入でした。

 

はたして本番でのデビュー戦はいつになることやら・・・。

学生のころ先輩がたに「お前にコントラ吹かせたらヤバい」と悪い意味で言われるくらい、僕はコントラが苦手でした。当時「そんな言うほど下手かなぁ」と思ってましたが、卒業してから仕事がくるようになって練習しなきゃ、と思って真剣に向き合ってみたらその意味がよくわかりました。楽器に関して僕はものすごい不器用で、レッスンを受けているときに運指の手直しを受けても、その場ではいくら頑張っても直せず、2〜3日かけてようやく定着してくる、という始末ですので、特殊管とはいえ違う楽器をすぐにサッと吹けるわけがなかったんですよね・・・・。

師や先輩がたに「コントラどうしたらうまくなりますか」と聞くと「フォルテでロングトーン!!」と言われそこからはじめて必死に練習し、今では・・・・どうなんでしょうね。笑

とにかくお呼ばれしたときに「えっ楽器持っててこんな下手なの」と思われないようしっかり練習しておこうと思います。

 

そんな急に吹く場所をいただけるとは限りませんが、買ったものはすぐ使わないと気が済まない性格(買った服は絶対翌日には着るタイプ)ですので、「コントラファゴットで吹いてみた」みたいな動画でも作ってみようかなぁ・・・

 

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